公務員は国家公務員法と地方公務員法いった法律で、例外はあるものの副業の禁止が定められています。
公務員は職務専念、秘密保持、信用確保といったことを理由に基本、副業を行ってはいけないのです。
副業を行ったことがバレた場合、懲戒処分が下される可能性が高くなっています。
そんな公務員が副業の許可を得ず(許可を得ての副業は認められています)に日雇いバイトの副業を行ったら…
実際に公務員の方からYahoo知恵袋に以下の質問が投稿されています
公務員でも日雇いバイト出来ますか?
携帯で調べたら登録が必要と書いてありました。
その場合公務員は副業が駄目なので出来ませんよね?
ベストアンサーは以下の通りでしたが…
答えはででますよね?
隠れてしてもバレますよ。
日雇いバイトがバレる原因は
公務員の副業がバレる要因は主に以下の3つです。
- 自ら話す
- 周囲からの通報・密告
- 確定申告漏れ
自ら話すことはよほどのことがないとありえないとしても、2の「周囲からの通報・密告」が極めて危険です。
日雇いバイトは自分の姿を多くの人にさらします。
また、雇用者も身元が解らない者を雇うにはリスクがあるので自信の情報を明かす必要があります。
以上のことから関係者からの通報・密告に常に怯えることとなります。
なお、3の確定申告漏れは給料から天引きされる住民税が上がることで職場にバレるのですが、こちらの対策は案外、簡単に行うことができます。
バレずに日雇いバイトで副業を行う方法を検証
それでは、そんなバレるリスクが満載の日雇いバイトを副業で公務員が行う方法を考えていきたいと思います。
まず、2の「周囲からの通報・密告」に対する対策です。
周囲からの通報・密告でバレるのであれば、自分の情報を偽ってみたらどうでしょう?
履歴書には嘘偽りを書いて、現場には髪型を変えマスクをして…
はい、履歴書に嘘偽りを書いた時点で経歴詐称の罪となります。
経歴詐称は軽犯罪法によると軽犯罪法違反になり、拘留や科料の罰が科せられることもあります。
輝かしい経歴に拘留や科料といった汚点が…
ではバレる前に賄賂などで回りを懐柔してみてはいかがでしょうか。
日雇いバイトの相場は多くが日給で1万円前後です。
関係者全てに賄賂を配るとすると赤字になってしまいます。
また、賄賂を渡したからといって通報・密告を行わない保障はありません。
以上のことから、正攻法で普通に日雇いバイトを行い、バレずに通報・密告がなされないことを天に祈ることが一番であるように思われます。
続いて3の「確定申告漏れ」によるバレに対する対策です。
確定申告漏れでバレるのは、普段天引きされている住民税が上がることが原因です。
給料を用意する側は、もちろん住民税が上がったことを把握しています。
給料の額に変わりはないのに住民税が上がったとなると考えられることは一つ…
こちらの対策としては確定申告の際に「住民税の徴収方法」について「自分で納付(普通徴収)」を選択するだけです。
これだけで給料から去年の所得を加味した住民税が天引きされることはありません。
(もちろん、天引きされなかった分の住民税は別で自分で納める必要があります。)
なお、確定申告が必要なのは年20万円以上の副収入がある場合と言われていますが、これは所得税に対しての話なので注意が必要です。
■結局、日雇いバイトは副業として選択しない方が…
バレずに日雇いバイトで副業を行う方法を検証してみましたが、結局のところ、リターンに対してリスクが大きすぎることを明らかにするだけでした。
しかし、主なリスクは2の「周囲からの通報・密告」であることが解りました。
それなら2の「周囲からの通報・密告」をクリアした副業を選択してみてはいかがでしょうか。
そういった副業の候補としては不動産投資、FX、株式投資などがあります。
ちなみにこちらは一定の範囲の活動であれば特に許可もなく行うことができます。
もし初期資金がない、リスクを取りたくないというのであれば0円から始められる、ブログなどを書いてネット広告を得る(アフィリエイト)といった副収入を得る方法もあります。
ただし、こちらは前者に比べてグレーなものになっているので注意して行いましょう。